産業集団:パキスタンの2月の紡績品服装輸出は前年同期比35.73%増加

2021/22年度、2月のパキスタンの紡績品服装輸出は16.75億ドルに達し、前月比7.93%増加し、前年同期比35.73%増加した。綿糸の輸出は3.32万トンで、前月比71.21%増加し、前年同期比25.25%減少した。綿布の輸出額は0.38億平方メートルで、前月比2.63%増加し、前年同期比21.37%増加した。

2021/22年度(2021年7月-2022年2月)パキスタンの紡績品服装輸出額は126.09億ドルで、前年同期比26.04%増加した。綿糸の輸出は23万4500トンで、前年同期比7.52%減少した。成衣の輸出額は前年同期比25.11%増加し、輸出量は20.54%増加した。ニットの輸出額は前年同期比33.86%増加し、輸出量は4.75%増加した。ベッド製品の輸出額は前年同期比20.34%増加し、輸出量は17.28%増加した。タオルの輸出額は前年同期比17.26%増加し、輸出量は5.56%増加した。

ロシアとウクライナの関係が緊張し、原油や液化天然ガスの価格が上昇し、サプライチェーンの回復が遅いなどの影響で、2021/22年度(2021年7月-2022年2月)のパキスタンの貿易赤字は82%拡大し319億ドルに達した。貿易赤字を縮小し、紡績品の輸出を強化するため、パキスタン政府は2020-2025年の紡績服政策改正法案を承認し、原材料輸入関税と税収を下げるほか、紡績業に国際競争力のある電力と天然ガス価格、地方税費還付(DLTL)計画を提供する。同時に、2021/22年度の紡績服輸出目標200億ドルを2024/25年度の400億ドルにアップグレードする。